Disaster onsite crawler

Disaster onsite crawler

March 14th,2018

動画では、無限軌道(クローラ)駆動の機体が段差や床面の凹凸を越えて旋回し、現場を移動する様子が見えます。カメラはチルト構造で、人の目線より少し低い位置から「中の状況をまず可視化する」用途に振った設計です。被災現場の初動で必要になる、最初の偵察用途を想定したプロトタイプです。

この機体を組んだのは2018年。当時は手動操縦+カメラ映像を別端末で確認する構成でした。2026年の今、同じフレームの上に載せられるものは大きく変わっています。Jetson Nano に YOLO12 を載せれば「人を検出したら自動停止して通報」が動きます。Raspberry Pi に SLAM を足せば、進入経路を地図化して戻るルートも残せます。

8年前に手で組んだフレームの上に、その時点で最新のAIをそのまま乗せられる。現場で動くものを先に作っておくと、AIの進化に追いつくときの土台になる——これが私のAI/IoT技術顧問サービスの根っこにある考え方です。先端技術だけ追いかけても、現場で動かなければ意味がない。動くハードウェアと現場理解さえ持っておけば、新しいAIモデルが出るたびに事業が前に進みます。

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About The Author

Hideki
東京大学発AIスタートアップでロボット開発室室長・画像解析室室長・動画解析室室長を務め、画像認識関連のAI特許を在籍中に3件取得。その後、KDDIグループでプロダクトリーダーとして自然言語処理パッケージの自社開発を経て、現在はAGRIST株式会社の執行役員CTO 兼 VPoEとして、農業の人手不足解決に向けた収穫ロボットの開発組織を統括しています。AI・ハード・エレキ・通信・クラウド・IoTまでを一気通貫で設計できる視点を強みに、性能だけでなく「感動やワクワク体験」までデザインできるロボットの研究を進めています。並行して、AI coordinatorとして企業のAI導入・教育機関のAI授業・地域の技術相談を月額契約で継続伴走しています。

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