Pepper SDK pynaoqi-python2.7-2.5.5.5-mac64 パスの通し方 for MAC

Pepper SDK pynaoqi-python2.7-2.5.5.5-mac64 パスの通し方 for MAC

Pepper SDK 2.5.5.5

こんにちは。

AI coordinatorの清水秀樹です。

コレグラフの新しいバージョン2.5.5.5に対応したpython SDKのパスの通し方に付いて説明します。

筆者はこのパスの通し方に付いて、しばらくハマっていたので、同じ境遇になっている方の助けになればと思い記事にしてみました。

参考にしていただければ幸いです。

 

pynaoqi-python2.7-2.4.3.28-mac64との違い

以前紹介したPepper用Python 2.7 SDK(MAC)セットアップ方法と同様のやり方で2.5.5.5のSDKもパスを通せると思っていたら、なぜかimportできないというエラーが発生。

どうにも分からず、それぞれのフォルダの中身を見比べてみたら全然違うということが判明しました。

 

pynaoqi-python2.7-2.4.3.28-mac64のフォルダの中身

 

pynaoqi-python2.7-2.5.5.5-mac64

 

このようにディレクトリ構造が全然違うわけです。

ということはパスの通す先が「pynaoqi-python2.7-2.5.5.5-mac64」ではないことが分かりました。

そりゃ、いくら頑張ってもパスが通るわけありません。

しかも、この事実に気づくまでに数時間を費やしました。

 

公式ドキュメントの確認

公式ドキュメントにパスの通し方について説明書きがしっかり書いてありました。

なるほどなるほど。

新しいSDK(pynaoqi-python2.7-2.5.5.5-mac64)は、前回の記事で紹介したパスの通し方と若干パスを通す先が違うようです。

 

というわけでターミナルで以下のパスを指定してみます。

これで動くはず。

取り敢えず、デスクトップにSDKを保存して試してみます。

 

jupyter notebookでバーチャルペッパーを動かしてみる

それでは早速試してみます。

jupyter notebookを起動してバーチャルペッパーに接続して喋らせてみました。

無事にパスが通っていることを確認できました。

 

めでたしめでたし。

出来ない原因が分かってしまえばどうってことないのですが、ハマってしまうと中々抜け出せなくなるのが人間ですね。

 

同じ理由でハマっている方はぜひ参考にしてみてください。

 

それではまた。

About The Author

Hideki
東京大学発AIスタートアップ企業でロボット開発室室長、画像解析室室長、動画解析室室長を務め、AIエンジニアとしても画像認識関連の特許を在籍中に3つ取得。その後、KDDIグループ内でプロダクトリーダーとして自然言語処理パッケージの自社開発を経て、現在はAGRISTのテックリードとして農業の人手不足の解決に向けた収穫ロボットの開発にチャレンジしている。ロボットは技術の総合格闘技との考え方から、AIだけでなく、ハードやエレキ、通信からクラウド、IOTまで幅広く手掛けることができる。最近では人とロボットの共存を目指すべく、性能だけを追い求める開発から「感動やワクワク体験」をデザインできるロボットの研究を進めており、人とロボットがうまく共存できる世界を作り出したいと日々行動している。

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)