Raspberry Piで始める独自ロボット開発:簡単OS初期設定

Raspberry Piで始める独自ロボット開発:簡単OS初期設定

Raspberry Piの簡単OS初期設定方法

こんにちは。

AI coordinatorの清水秀樹です。

ラズパイにOSをインストールしたら、次はOSの初期設定を行いましょう。

ユーザーパスワード、ルートパスワードを設定

どのOSにもあるパスワードの設定です。

まずはこちらから始めます。

画面左上にあるターミナルアイコンをクリックして、ターミナルを起動しましょう。

ターミナルを起動したら以下のように入力します。

すると以下の画像のようにパスワードを入力するように求められます。

ここではpiの初期パスワードである、「raspberry」と入力しましょう。

すると新しいパスワードを入力しろ言われますので、好きなパスワードを入力します。

続いてよくある再入力です。

同じパスワードを入力してください。

すると、

上記画面のように正しく更新できたことを知らせてくれます。

 

続いて、rootパスワードの設定方法です。

以下のコマンドを打ち込んでパスワードの設定ができます。

あとは新しいパスワードを入力すれば更新が完了します。

以上でユーザーパスワードとルートパスワードの設定が完了しました。

 

ネットワークの設定方法

続いてネットワークの設定方法です。

これはwindowsやmacなんかと殆ど同じやり方で設定できます。

画面右上にある、wifiアイコン(❌❌マーク)をクリックしましょう。

すると接続できるwifi一覧が表示されますので、接続したいwifiを選択しパスワードを入力します。

上記画面のように、電波マークに変わったら接続完了です。

 

時間の設定

続いて時間の設定です。

このセットアップは必要ないかもしれませんが、念のためやっておきましょう。

ターミナルから以下のコマンドを打ち込みます。

すると、何やらメニューが起動します。

メニューが起動したら、上記画面のように4を選択してエンターキーを押下しましょう。

続いて以下の画面が表示されたら、

I2を選択してエンター。

続いて、地域を選択する画面になるので、アジアを選択してエンターキーを押しましょう。

アジアを選択すれば、次画面で東京が選択できるようになります。

東京を選択してエンター。

すると最初の画面に戻りますので、Finishを選択してエンターキーを押下すれば時刻の設定完了です。

 

日本語入力の設定

ラズパイは初期設定のままでは日本語入力ができません。

日本語入力できるようにセットアップしましょう。

以下のコマンドをターミナルに打ち込みます。

途中でyesかnoか聞かれるのでyesを入力。

インストールが完了したら、以下の画像のようにラズパイメニューの設定でIBusの設定を選択しましょう。

IBusデーモンを起動するか聞かれますので、はいを選択。

一般タブで「次の入力メソッド」を画像のように選択し、適用をクリックしましょう。

以上で設定は完了です。

cntlキー + spaceキーで日本語・英語の切り替えができるようになります。

 

カメラとSSH接続を可能とする設定

メニューからRaspberr Piの設定を選択し、以下の画面のようにラジオボタンからカメラとSSHを有効にして再起動しましょう。

これで再起動が完了すれば、カメラとSSH接続が使えるようになります。

 

macからSSHを使ってラズパイにアクセス

ラズパイ用のモニターが小さくてターミナルが使い辛い時は、別の端末からラズパイにSSHで接続しちゃいましょう。

これができれば、別の端末画面からラズパイを操作できるようになります。

まずはラズパイのターミナルでIPアドレスを取得しましょう。

以下のコマンドを打ち込みます。

上記のように入力すると、ラズパイのIPアドレスが取得できます。

 

続いてmac側ターミナルで、先ほど取得したラズパイのIPアドレスを以下のように入力しましょう。

と入力すれば、ラズパイに接続できます。

これでmac側からラズパイのターミナルを操作できるようなります。

 

カメラ起動

最後にカメラの起動方法です。

以下のサイトに、カメラの起動方法が紹介されています。

pythonのソースコードを使って、カメラを起動するやり方が紹介されています。

マニュアルにそってpythonを起動すれば、

ほら出来上がり。

 

以上で、ラズパイOSの初期設定は完了です。

 

それではまた。

About The Author

Hideki
東京大学発AIスタートアップ企業でロボット開発室室長、画像解析室室長、動画解析室室長を務め、AIエンジニアとしても画像認識関連の特許を在籍中に3つ取得。その後、KDDIグループ内でプロダクトリーダーとして自然言語処理パッケージの自社開発を経て、現在はAGRISTのテックリードとして農業の人手不足の解決に向けた収穫ロボットの開発にチャレンジしている。ロボットは技術の総合格闘技との考え方から、AIだけでなく、ハードやエレキ、通信からクラウド、IOTまで幅広く手掛けることができる。最近では人とロボットの共存を目指すべく、性能だけを追い求める開発から「感動やワクワク体験」をデザインできるロボットの研究を進めており、人とロボットがうまく共存できる世界を作り出したいと日々行動している。

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