Dell G7にUbuntu + YOLO V3をセットアップする方法

Dell G7にUbuntu + YOLO V3をセットアップする方法

すぐ忘れるので備忘録

こんにちは。

AI coordinator管理人の清水秀樹です。

今更感はあるのですが、あえてブログ化するまでもないと思いつつも毎回再セットアップするたびに色々と躓くので備忘録的に記録しておこうと思う。

なぜなら、すぐやり方忘れるんで。

この備忘録が誰かの役に立てばと思います。

Dell G7にUbuntu16.04 LTSをインストールする

これは割愛。

USBドライブは、

unetbootin-windows-661

を使うと便利

YOLO V3環境セットアップ

これをよく忘れるのですよね。

公式のYOLO V3を起動するためには大きく4つ準備する必要があります。

  • OpenCV 3.4.0
  • GPUドライバ
  • CUDA
  • cuDNN

です。

なんか毎回やるたびに躓くため、ここにメモします。

OpenCV 3.4.0のインストール

まず、OpenCV 3.4.0でないとYOLO V3動きません。

これとても重要。

3.4.1とかインストールするとdarknetでmake出来なくなるので気をつけましょう。

インストールする上で参考になるサイトはこちらのサイトです。

GPUドライバ

続いてGPUドライバのインストールです。

これはubuntuメニューの「システム設定」から「ソフトウェアアップデート」をクリックして、「追加のドライバー」タブからNVIDAドライバが選択できるので、選択後に「変更を適応」ボタンでドライバーを追加できます。

「変更を適応」後は再起動しましょう。

再起動後にコマンドから

nvidia-smi

でドライバのバージョンが確認できます。

CUDAインストール

Driver Version:384.130であるため、それにあったCUDAのバージョンをインストールする必要があります。

CUDA Toolkit 9.0 Downloads

バージョンを間違えていつも痛い目をみている・・・・。

dev(ネットワーク)でインストールしましょう。

参考サイトはこちらです。

cuDNNインストール

公式サイトからcuDNNのインストールに必要なライブラリーを3つダウンロードする必要があります。

  • cuDNN Runtime Library for Ubuntu16.04 (Deb)
  • cuDNN Developer Library for Ubuntu16.04 (Deb)
  • cuDNN Code Samples and User Guide for Ubuntu16.04 (Deb)

上記3つを

のコマンドでインストールする。

YOLO V3のセットアップ

darknetをgit cloneする。

makefileの24行目を以下の様に修正。

NVCC=nvcc を NVCC=/usr/local/cuda/bin/nvcc に

こちらのサイトが参考になります。

そのほか、

  • GPU=1
  • CUDNN=1
  • OPENCV=1

に変更してmakeする。

続いて、このままyoloを実行しても、GTX1060 6Gではメモリ不足でエラーとなるため、cfg/yolov3.cfgのbatch=64を32に変更。

以上。

すべてが完了したら、以下を実行してリアルタイム物体検知ができたら完了。

Dell G7工場出荷時状態に戻した場合の不具合解決

windows再セットアップ時の問題として、キーボード配列が滅茶苦茶になる。

その解決策がこちらのサイトにあるので参考に載せておきます。

またデュアルブートしている場合、ubuntuのパーティションだけを簡単に削除する方法として、

AOMEI Partition Assistant Standard Edition

が、かなり使いやすいです。

参考なまでに。

それではまた!

About The Author

Hideki
東京大学発AIスタートアップ企業でロボット開発室室長、画像解析室室長、動画解析室室長を務め、AIエンジニアとしても画像認識関連の特許を在籍中に3つ取得。その後、KDDIグループ内でプロダクトリーダーとして自然言語処理パッケージの自社開発を経て、現在はAGRISTのテックリードとして農業の人手不足の解決に向けた収穫ロボットの開発にチャレンジしている。ロボットは技術の総合格闘技との考え方から、AIだけでなく、ハードやエレキ、通信からクラウド、IOTまで幅広く手掛けることができる。最近では人とロボットの共存を目指すべく、性能だけを追い求める開発から「感動やワクワク体験」をデザインできるロボットの研究を進めており、人とロボットがうまく共存できる世界を作り出したいと日々行動している。

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