
DeepLearningに必要なソフトウェアをubuntuにインストール
こんにちは。
AI coordinatorの清水秀樹です。
ubuntuをインストールしたら、次はソフトウェアの環境準備に取り掛かりましょう。
ubuntuのインストールがまだの方はこちらへどうぞ。
ubuntuをインストール時は、Python2系が標準でインストールしてあるのみです。
PythonだけではDeepLearningを学習するうえでは不十分なので、DeepLearningを色々試していくための便利なツールをインストールしていきましょう。
参考にした書籍
これからDeep Learningの勉強をするなら、こちらで紹介する書籍が参考になります。
Gitのインストール
Gitはソースコード管理ツールです。
簡単にターミナルからインストールできます。
以下のコマンドを打ち込みましょう。
$ sudo apt-get install git
パスワードを聞かれますので、管理者パスワードを入力すればインストールが始まります。
pipのインストール
Python用のパッケージ管理ツールpipをインストールします。
以下のコマンドでインストールできます。
$ sudo apt-get install python-pip python-dev
OpenCVのインストール
画像認識用のオープンソースライブラリです。
Intelが開発したそうです。
画像を扱わない場合はインストール不要です。
$ git clone https://github.com/jayrambhia/Install-OpenCV.git
$ cd Install-OpenCV/Ubuntu
$ ./opencv_latest.sh
上記コマンドを打ち込んだ後は、インストールに數十分ほど時間がかかります。
筆者の開発環境が仮想環境だから遅いのでしょうか。
インストールに結構時間がかかります。
ターミナル内に意味不明なメッセージが次々と表示されますので気長に待ちましょう。
途中でパスワードが聞かれますので、管理者パスワードを入力しましょう。
Chainerのインストール
日本製のフレームワークだそうです。
深層学習するためのフレームワークで、ニューラルネットワークをpythonで記述できるのが特徴です。
以下のコマンドでインストールしましょう。
$ pip install chainer
あっさりインストールできるはずです。
Deelのインストール
Deelは深層学習用言語です。
下記コマンドを順に入力してインストールしましょう。
$ git clone https://github.com/uei/deel.git
$ cd deel
$ python setup.py install
$ cd data
$ ./getCaltech101.sh
$ cd misc
$ ./getPretrainedModels.sh
$ cd ..
$ pip install deel
こちらもまたインストールに數十分かかります。
ひとまずこれでソフトウェアの環境準備は完了です。
早速、画像認識を試してみましょう
準備が一通りできたところで、早速画像認識を試してみましょう。
パスの通し方とかとりあえず置いといて、deelディレクトリまで移動しexamples内のtest.pyを使ってみました。
$ python examples/test.py
使用した画像はこれです。

結果は以下の通り
#1 | tabby, | 55.9%
#2 | tiger | 23.5%
#3 | Egyptian | 17.3%
#4 | lynx, | 2.1%
#5 | plastic | 0.2%
#6 | washbasin, | 0.1%
#7 | cougar, | 0.1%
#8 | tub, | 0.1%
#9 | Siamese | 0.1%
#10 | window | 0.1%
#11 | bucket, | 0.1%
#12 | remote | 0.0%
#13 | paper | 0.0%
#14 | toilet | 0.0%
#15 | carton | 0.0%
#16 | washer, | 0.0%
#17 | Persian | 0.0%
#18 | feather | 0.0%
#19 | bathtub, | 0.0%
#20 | bow | 0.0%
tabbyは虎猫だそうです。
次にtiger。
まあ、トラに見えなくもないのでしょう。
これから色々試していきたいと思います。
それではまた。
LEAVE A REPLY