社畜の元客先常駐SierがMicrosoft CEOに会えた話!エンジニアこそ情報発信せよ!!

社畜の元客先常駐SierがMicrosoft CEOに会えた話!エンジニアこそ情報発信せよ!!

突然ですが、私は客先常駐の社畜SierからAIエンジニアを独学で目指し、Microsoft CEO(サティア ナデラ)に会うまでに至りました。(サティア ナデラ氏の写真左が私です。)

あまりこういうネタを話すのは好きではないのですが、エンジニアでありながらクリエイティブとは程遠い開発に毎日追われて、大変な目にあっているエンジニアの方達に向けて、自らの情報発信のすばらしさを伝えたいと思います。

色々な奇跡が重なっての結果であり、私自身の力だけでは到底ここまでこれなかったのは事実ですが、AIエンジニアを目指したからこその結果だと思っています。

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あなたは情報発信していますか?

こんにちは。AI coordinatorの清水です。

最近はさらに髪の毛が薄くなり、頭が軽くなってきました。
寒い日が続きますが、ハゲが進行しているエンジニアの皆様はいかがお過ごしでしょうか?

いきなりですが、これを読んでいるエンジニアの皆様、あるいはエンジニアを目指して勉強を始めている皆様は積極的に情報発信していますか?

情報発信すれば、人生はより良い方向に勝手に向かっていきますよ!

もし今の自分の働き方を少しでも変えていきたいと日々思っているのであれば、絶対に情報発信をしたほうが良いです。もしやっていないのであれば、開発したものや勉強したものをブログなりツイートするなり、今すぐ情報発信を始めましょう!

感じたことや思ったことを発信するだけで開発意欲や勉強意欲がわきますし、そういった情報を必要としている人たちがいるのも事実です。そして情報発信を始めてから3か月後には、自分自身が今よりも成長していることが実感できて楽しくなるのは間違いないです。なぜなら自分の身近な生活周辺から変化が出てくるからです。

すぐに始めるなら、私が普段使っている、

エックスサーバー

をお勧めします。管理画面からポチポチ画面を押すだけでブログサイトを作ることが出来ます。

情報発信は人生を変える。

私は今年で45歳になります。AIの勉強を始めたのは38歳ごろです。
それまでは客先常駐Sierとして、古い基幹システムをずっと保守してきました。
給料こそ高かったですが、はっきり言って死ぬほどつまらない仕事でしたね。下請けでしたから理不尽極まりない職場でした。なんせ職場ではスマホを触るな!っていうルールがあるぐらいで、PCの持ち込みなんかやろうもんなら、即刻退場扱いぐらいの職場でした。ネットに繋がる環境もない職場で、そのくせ「最新技術の勉強会やりましょう」とか言うもんだから、バカなんじゃないかな?って思ってました。

AIの勉強を始めたころは都内で開催している勉強会に参加していたのですが、職場にPCを持ち込めないので、最寄りの駅のコインロッカーに預けて出社してました。今思えばそんな職場に40歳まで17年間も務めていたことが本当に凄いなと思いますし、エンジニアとしての人生を本当に無駄にしてきたなと今更ながら思います。

もしこれをお読みの方で、似たような境遇の方は是非この記事を参考にしてください。

ただこれは私が単純にその職場に合わなかったというだけで、別に間違ってはいないんですよね。職場のセキュリティーに完璧を目指したら、こういったルールになるのはしょうがないと思います。

でもね、

学習意欲があるエンジニアを目指す方にとっては、こういう職場では何も成長できないんですよね。社外のネットワークも見れないような職場は、昔ながらの技術だけで保守運用しているような職場でしょうから、最新のITスキルが全く身につきません。

コロナで客先常駐エンジニアの働き方も変わったきたかもしれませんが、それでもなお出社を余儀なくなされているエンジニアは相当数いると思います。一方で給料も高くて安定していますから、その場所が落ち着く人がいるのもまた事実だと思います。

ちなみに今の私は自由です。5年前からでは想像できない働き方が出来ています。

すべては情報発信を自ら始めたことがスタートだったんだなと、今ならそう思えます。

ビビるな!どんな情報であっても必ず必要としてる人がいる!

私は金融系のSierだったのでCOBOL言語しか使えませんでした。pythonの存在を知らなかったほどのレベルです。そんな私がAIの可能性を知り、自力でAIブログを2017年から始めました。ブログサーバーを立ち上げたのですが、そもそもサーバーってなんだよ?ってところからスタートした感じです。

ホント、エンジニアとしてのITスキルがなく、今思えばマジでレベルが低かったんだなぁと改めて思いますが、自分の力で作ったサイトのPV数が増えるのがうれしいんですよね。見てくれている方がいると思うと、それだけでやる気になりますし、たまに質問が飛んできたりとかして、かなりブログ運営が楽しくなります。

そしてそんな私が勉強で作ったプログラムソースをブログに貼り付けて紹介していただけで、DeepLearningの分野で登壇を依頼して頂けるまでになりました。

依頼を受けた時は、不安以上に死ぬほどうれしかったです。

今まではセミナーに参加して聴講する側で、私は登壇している方を見るたびに自分とは違う方で、

「クリエイティブな世界で活躍している方達なんだなぁ~」

と、うらやましい気持ちで見ていたものです。

そんな自分が登壇する側に来ることがあるなんて、うれしくて仕方がなかったことを今でもよく覚えています。

これを機に自分の人生が大きく変わったんだと思います。

チャレンジを恐れなくなりました。

大会に出場できるレベルになる!

登壇を機に、仲間が出来ました。私程度にご挨拶してくださった方たちとPepperアプリを作ろうとなりまして、SoftBank Robot World 2017で「FINDING KIDS」のプレゼン&デモ展示を実施しました。

はじめてのイベント会場での作品紹介では、動かなかったらどうしようなどの「悩みや不安」に連日襲われましたが、いざ始まってみると、会話がメインでメチャクチャ楽しかったのを覚えています。(一部動かなかったけどwww)

さらに調子に乗って国際ロボット大会出場

ここから憧れだったロボット開発にチャレンジを始めます。ラズパイから勉強をはじめ、自作の小型ロボットを3カ月で作り上げました。

2018年にもなると、ネットにロボットの作り方のノウハウがいっぱいあるんですよね。DCモーターやサーボモーターの動かし方など、書籍も充実していたのであっさり作れました。ROSもこのとき勉強しました。

そんなとき、「World Robot Summit 2018」の存在を知り、ダメもとでエントリーしたところ、なんと応募カテゴリ「災害対応標準性能評価チャレンジ」で出場が確定し、DMM.make AKIBAでロボットの開発をして出場しました。

ここで、

ロボットは個人でも開発できる時代になったことを知りましたね。

住宅ローン&子持ちで、東京大学発AIベンチャーに転職

40歳で初めて転職しました。

住宅ローンと生まれたばかりの子供がいる中、年収も大幅に下げて東京大学発AIベンチャーへt転職しました。

世間からみれば、とんでもない選択肢ですよね。ローンも家族もいて、年収下げて転職とか通常では受け入れられない選択をしました。OKしてくれた妻に感謝です!

低学歴でバカ大出の私は、一生、東京大学とは縁がないだろうなと思っていましたが、情報発信を始めてから、本当に人生が変わりました。
入社後はマジで天才たちに囲まれての日々で、インスピレーション起きまくりで楽しかったのをよく覚えています。

こういう環境こそが、エンジニアの醍醐味だな!

オフィスも自由な空間で、客先常駐の敷き詰められた缶詰職場とは大違いでした。

休憩するからとホワイトボードに数式を突然書き始めた方がいて、「それ休憩じゃないでしょ!」っと、突っ込みたくなるような職場でもあり、天才って本当にいることをそこで知りました。そして、

そんな方達ほどマウントをとるようなことをせず、年上でバカな私を見下さず対等に会話してくださったのを本当にありがたく思いました。

これが本格的にAIエンジニアとして仕事を始めた時期でした。2018年夏です。

時系列でみれば情報発信から1~2年程度の勉強でここまで来ましたからね。もっと早くからチャレンジしていれば良かったなと思います。

そしてビジョンが大事であることを知る!

その後、個人でのAI活動から晴れてAIエンジニアを職業として働き始めました。その後、サブスク型iosアプリを作ったり、個人でAI教師や企業向けAIコンサルタントとして活動していた時期もあります。

一方で、そこからさらに大きく飛躍しようと思ったら、やっぱりビジョンが大事だということを、現在私が所属しているAGRIST株式会社の代表と出会えて知ることが出来ました。

(ちなみにAGRIST株式会社はエンジニアを絶賛募集中です。)

私はそのビジョンの実現に向けて、技術でどうそれを実現するかをMicrosoft AZUREを活用しながらMicrosoft担当者の方と開発を進めました。

クラウド開発も趣味レベルではなく、業務レベルで勉強したのもこの時が初めてです。Microsoftの方も親身になって話を聞いてくださいました。

そんなおりですね、突然イベント参加へのお声がかかって、Microsoft CEOにお会いできたのは。

だからなんだよ!って感じもしますが、私が伝えたいのは、同じエンジニアでも、ただの社畜から情報発信を始めれば、ここまで自分を変えることが出来るんだという、この素晴らしい事実をこれからエンジニアを目指していく人たちと共有したいと思っています。

さあ今すぐ情報発信を始めよう!

情報発信に年齢は関係ないし、ノーリスクで始められる!

これからは間違いなく、エンジニアが活躍できる時代が到来します。わかりやすい例として、今後はどんどん人手不足により自動化が加速しますから、AIエンジニアが重宝される時代が間違いなくやってきます。さらにオープンソースやクラウドは増々使い易くなるだろうし、小型マイコン(エッジデバイス)も今よりも普及するでしょうから、個人でサービスが提供しやすいエンジニアにとって良い時代が必ずやってくるはずです。

少ないリソースでより多くのこと(Microsoftが掲げているDo more with less)が出来る時代になってきます。こうなってくると面白いのが、技術を身につけているエンジニアが世の中のサービスの主導権を握れる時代になってくるということです。

海外では既にそんな感じになってきてますが、日本はエンジニアの評価がどうも低い。ただ、今後はこのエンジニアの評価が低いという構図が日本でも大きく変わってくるのは間違いないです。

自分で作ったプログラムをクラウドにデプロイして世界中に展開するというようなことが、自宅で一人で出来るようになりますからね。

ぜひ、情報発信から始めてみましょう。

コツは無理のない範囲で少しづつ自分のペースで始めることです。Twitterが気軽で便利なのですが、できれば自分でサーバーをもって、自分のドメインを取得したほうが愛着わきます。

サーバーの知識もなんとなくでも知ることが出来るので、ブログサーバーを立ち上げることをお勧めします。

私が普段使っているサーバーは

エックスサーバー

です。画面をポチポチやるだけで使用できますし、利用客が多いのでググれば使い方などの情報が多いのも魅力です。

最後まで読んでくださってありがとうございます。私はこれからAIエンジニアを目指す方達を本気で応援しています。開発相談も承っています。是非頑張って下さい。

AI coordinatorでは、未経験の方でも簡単により実践的に扱えるソースコードを低価格で販売を開始しています。
pip installコマンドが普通に扱える方であれば、すぐに起動できるソースコードになります。
以下のリンクからソースコードをダウンロード出来ます。ぜひ学習用に使ってみてください。

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About The Author

Hideki
東京大学発AIスタートアップ企業でロボット開発室室長、画像解析室室長、動画解析室室長を務め、AIエンジニアとしても画像認識関連の特許を在籍中に3つ取得。その後、KDDIグループ内でプロダクトリーダーとして自然言語処理パッケージの自社開発を経て、現在はAGRISTのテックリードとして農業の人手不足の解決に向けた収穫ロボットの開発にチャレンジしている。ロボットは技術の総合格闘技との考え方から、AIだけでなく、ハードやエレキ、通信からクラウド、IOTまで幅広く手掛けることができる。最近では人とロボットの共存を目指すべく、性能だけを追い求める開発から「感動やワクワク体験」をデザインできるロボットの研究を進めており、人とロボットがうまく共存できる世界を作り出したいと日々行動している。

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