サクッとLINE通知できる監視カメラの作り方。対動物観察にも。

サクッとLINE通知できる監視カメラの作り方。対動物観察にも。

Let’s play with AI.

こんにちは。

AI coordinator管理人の清水秀樹です。

最近はyoutubeばかりでブログの更新をしてませんでした。

youtube楽しいですね。

ということで、表題の通り、今回はブログで「LINE通知できる監視カメラの作り方」を紹介したいと思います。

とても簡単にできるので興味ある方はぜひ作ってみてください。

どんな監視カメラ?

動体を検知すると10秒おきに写真を撮影しLINEに通知するというもの。

動体検知なので、動くものを見つけた瞬間から写真撮影を始めます。

必要なもの

です。ラズパイ持ってねぇ~よって方はPCでも大丈夫です。

ただラズパイの方が置き場所のスペースが少なくて済みます。

監視方法

人だの鳥だのを検知した時に写真とるぞ!!っと意気込んでもよいのですが、マシンパワー必要だし時間かかるしで、今回紹介するのは簡単にカメラ映像から動体検知して写真撮る方法で紹介します。

ちなみに動体検知ってなんだよって方はこの動画を参考にしてください。

LINE通知方法

ラズパイ(またはPC)から撮影した写真でLINE通知するにはLINE Notifyを使用します。

無料です。

ログインしてトークンを発行しましょう。

やり方については紹介しているサイトが他にたくさんあるのでここでは割愛します。

ラズパイのセットアップ

カメラを使えるようにしましょう。

こちらもやり方は適当にググってください。

いきなりソースコード

githubに公開しています。

line_notify_tokenとline = に発行した自身のトークンに変更して使用してください。

それだけで動きます。

自動起動

ラズパイを使用する場合は、電源入れたときに上記プログラムが自動起動するように設定する必要があります。

いくつかやり方があるようですが、systemdにserviceファイルを作るやり方が良いです。

こちらのサイトが参考になります。

自動再起動の設定

フリーズしたら再起動するという素晴らしい設定方法があります。

Watchdog timerというやつです。

これをやらないとラズパイの場合、一晩でフリーズして動かなくなるので、ラズパイで運用する際は、この設定は必須といえるでしょう。

これで準備完了

監視したい場所に設置してカメラの前でウニョウニョ動いてみましょう。

10秒おきにLINEに写真が送られてくると思います。

応用編

今回は動体を検知したら10秒おきに写真を撮影してLINE通知する仕組みを構築しました。

これをOPENCVのカスケードファイルを使用して、人を検知したら通知するといったように作り変えることも可能です。

YOLOを使ってLINE通知する仕組みなんかも出来るので、お好みに合わせて改変すると良いと思います。

これ読んでも分からんという方へ

一緒に作りませんか

 

それではまた!

About The Author

Hideki
東京大学発AIスタートアップ企業でロボット開発室室長、画像解析室室長、動画解析室室長を務め、AIエンジニアとしても画像認識関連の特許を在籍中に3つ取得。その後、KDDIグループ内でプロダクトリーダーとして自然言語処理パッケージの自社開発を経て、現在はAGRISTのテックリードとして農業の人手不足の解決に向けた収穫ロボットの開発にチャレンジしている。ロボットは技術の総合格闘技との考え方から、AIだけでなく、ハードやエレキ、通信からクラウド、IOTまで幅広く手掛けることができる。最近では人とロボットの共存を目指すべく、性能だけを追い求める開発から「感動やワクワク体験」をデザインできるロボットの研究を進めており、人とロボットがうまく共存できる世界を作り出したいと日々行動している。

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