Watsonと連携したPepper:NLCを使用して質問に答えるPepperを作ってみよう

Watsonと連携したPepper:NLCを使用して質問に答えるPepperを作ってみよう

Watson NLCと連携して質問に回答できるpepper作成

こんにちは。

AI coordinatorの清水秀樹です。

前回記事で紹介した「Watsonと連携したPepper:Speech to Textで音声認識精度を上げてみよう」で、会話を聞き取れるPepperを開発できたら、次のステップアップとして質問に回答できるPepperを作ってみましょう。

 

準備するもの

Pepperアプリ開発用のコレグラフは言うまでもありませんね。

そして、今回使用するWatson API は「Natural Language Classifier」です。

Bluemix上で「Natural Language Classifier」を作成することができます。

また、このAPIを使用するには機械学習をしておく必要があります。

「Natural Language Classifier」の詳細な作り方については以下の記事を参考にしてください。

Watson APIのNLCを簡単に作成して使う方法

 

また、当記事最後にプロジェクトファイルのダウンロードリンクを貼ってあります。

手っ取り早く使ってみたい方は、記事最後まで読み飛ばしてください。

 

プロジェクトファイルの説明

前回作成したPythonボックス「Watson STT」に後に、NLC用のPythonボックス「Watson NLC」を繋げています。

人が質問した内容を「Watson STT」でテキスト化し、それを「Watson NLC」ボックスに繋いでPepperが質問に対する回答をする仕組みになっています。

「Watson NCL」Pythonボックスのソースは以下の通りです。

一番確信度の高い分類[“top_class”]を取得するようにしています。

必要に応じて変更してください。

 

プロジェクトファイルのダウンロードはこちらから → Natural Language Classifier.zip

 

実機で確認済みです。

 

是非お試しあれ。

About The Author

Hideki
東京大学発AIスタートアップ企業でロボット開発室室長、画像解析室室長、動画解析室室長を務め、AIエンジニアとしても画像認識関連の特許を在籍中に3つ取得。その後、KDDIグループ内でプロダクトリーダーとして自然言語処理パッケージの自社開発を経て、現在はAGRISTのテックリードとして農業の人手不足の解決に向けた収穫ロボットの開発にチャレンジしている。ロボットは技術の総合格闘技との考え方から、AIだけでなく、ハードやエレキ、通信からクラウド、IOTまで幅広く手掛けることができる。最近では人とロボットの共存を目指すべく、性能だけを追い求める開発から「感動やワクワク体験」をデザインできるロボットの研究を進めており、人とロボットがうまく共存できる世界を作り出したいと日々行動している。

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