物体追跡カメラの作り方 for ラズパイ

物体追跡カメラの作り方 for ラズパイ

Let’s play with AI.

こんにちは。

AI coordinator管理人の清水秀樹です。

皆さま、自作してますか?

私は色々なガラクタを日々生み出しています。

いずれ役に立つ日が来ることを信じて・・・・

物体追跡カメラを作ってみた。

こんなやつです。

いきなりソースコード

速くソースコード見せろって方はgithubにありますので使ってください。

一応補足しますと、公式サイトにサーボドライバーHATのセットアップ方法がありますので、そちらをまず試しましょう。

サンプルソースコードでウニョウニョ動けばOKです。

あとはラズパイにOpenCVをインストールするだけです。

これで準備完了。

tracking_camera.pyを起動すれば、カラーボール(赤)を追跡するカメラの出来上がり。

一応ソースコード載せときます。

今回は簡単に首振りカメラを作りたかったので、カラートラッキングで試しています。

これが出来れば物体検知AIを使って、人だの犬だの猫だのでも実行できます。

ただ、ラズパイではマシンパワーの課題はあるかと思いますが・・・

2軸カメラマウントの準備

Aliexpressで購入したマウントを使いました。

袋の中に部品がすし詰め状態で郵送されてきましたが、中身は問題なかったです。

Amazonで販売しているこちらの商品でも代替出来ます。

以前はこちらを使っていましたが、組立時にプラスチックを削る作業なんかが発生して面倒くさいので、今回はやめました。

サーボドライバーHAT

これですね。

ラズパイに差し込む形で使用します。

さて組み立てるか

組み立てるとこんな感じで、出来上がり。

どんなニーズに使えるか謎ですが、組み立て後は割と達成感得られるかと思います。

 

遠隔操作ロボットを作っていると分かるのですが、カメラの魚眼レンズでも視野角狭く感じるので、joystickでウニョウニョカメラの向きを変えられるように使うと便利ですね。

 

YouTubeでも組み立ての様子を紹介しています。

興味があればご覧ください。

それではまた!!

About The Author

Hideki
東京大学発AIスタートアップ企業でロボット開発室室長、画像解析室室長、動画解析室室長を務め、AIエンジニアとしても画像認識関連の特許を在籍中に3つ取得。その後、KDDIグループ内でプロダクトリーダーとして自然言語処理パッケージの自社開発を経て、現在はAGRISTのテックリードとして農業の人手不足の解決に向けた収穫ロボットの開発にチャレンジしている。ロボットは技術の総合格闘技との考え方から、AIだけでなく、ハードやエレキ、通信からクラウド、IOTまで幅広く手掛けることができる。最近では人とロボットの共存を目指すべく、性能だけを追い求める開発から「感動やワクワク体験」をデザインできるロボットの研究を進めており、人とロボットがうまく共存できる世界を作り出したいと日々行動している。

COMMENTS & TRACKBACKS

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  1. 私もラズパイで物体追従カメラを作ろうとしてしています。ソースコードで質問がありまして、55,56行目の*0.3の値の根拠を教えていただけないでしょうか。

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